

ベルシコロールツヤクワガタ
Odontolabis versicolor (Didier,1931)
[体長] ♂ 42.0~76.4mm, ♀ 33.0~33.8mm
[分布] 南インド

[ビジュアル] 13/20 点
色彩は上翅が淡黄色で他は黒のみというシンプルなものだが、そのシンプルさがよりカッコよさを引き立ててくれる。また、ツヤクワガタが単調な色が多いということで3点という少し高めの点数をつけている。ビジュアルの点数は13点となっているが大型の個体はトップクラスにカッコよく、つけられるなら100点をつけたいほどである。
色彩は上翅が淡黄色で他は黒のみというシンプルなものだが、そのシンプルさがよりカッコよさを引き立ててくれる。また、ツヤクワガタが単調な色が多いということで3点という少し高めの点数をつけている。ビジュアルの点数は13点となっているが大型の個体はトップクラスにカッコよく、つけられるなら100点をつけたいほどである。

[飼育難易度] 13/20 点
産卵は簡単といわれることもあるが、私は産んでくれる個体と産まない個体の差が激しく苦労したので2点をつけさせてもらった。基本的は全体的に簡単だが、それでもツヤクワガタなので初心者におすすめというわけではないのでその他は2点とした。
産卵は簡単といわれることもあるが、私は産んでくれる個体と産まない個体の差が激しく苦労したので2点をつけさせてもらった。基本的は全体的に簡単だが、それでもツヤクワガタなので初心者におすすめというわけではないのでその他は2点とした。

[コスト] 15/20 点
成虫は比較的値段の上がり下がりがあるイメージ。それでも大きさにこだわらなければ基本的には低価格で購入できる。幼虫は安定して安いので、幼虫から飼育するのもあり。かくいう私もこの種は幼虫から飼育を始めた。
幼虫の餌であるマット自体は比較的安価。また、ツヤクワガタの性質上、よほどマットの状態が悪くない限りはマットを交換せずに継ぎ足していくことになるので思ったほどマットを消費しない。
成虫は比較的値段の上がり下がりがあるイメージ。それでも大きさにこだわらなければ基本的には低価格で購入できる。幼虫は安定して安いので、幼虫から飼育するのもあり。かくいう私もこの種は幼虫から飼育を始めた。
幼虫の餌であるマット自体は比較的安価。また、ツヤクワガタの性質上、よほどマットの状態が悪くない限りはマットを交換せずに継ぎ足していくことになるので思ったほどマットを消費しない。

[その他の4項目] 19/40 点
この種は基本的に大きくてカッコいい個体を目指すことになるため、なかなかうまくいかないとモチベーションを維持するのは難しいかもしれない。しかし、頑張る価値のある魅力的なクワガタであるのは疑いようがない。
[レア度]
飼育がそれほど難しいわけでもないうえにカッコいいクワガタなのにそんなに多くは出回らない。そこそこレア?
[1サイクルの期間]
成虫が羽化してから産卵してくれるまでに少し時間がかかるのと幼虫が繭玉を作ってからが長い。1サイクル1~2年と短いとは言えない。
[成虫の寿命]
6か月から1年ほど生きるため比較的長寿。
[筆者の私見]
同じような見た目のブルマイスターツヤクワガタに人気を奪われ、それほど目立った存在ではない。しかし、私はベルシコロールツヤクワガタの方がフォルムのカッコよさでは勝っていると思っている。大きさではかなわないものの飼育を考えれば小型の方がマット代やスペースを圧迫しないという点で優秀でもあるため、もっと流行ってほしい種の一つである。ーちなみに私はベルシコロールツヤクワガタがクワガタの中で最もカッコいいと思っている。-
飼育で大きい個体を出すのが難しいのがネックではあるがそれを補って余りあるほどの魅力を持つクワガタなのでぜひ、一度飼育してみていただきたい。